PERSONAL ATELIER & GALLERY GREEN RENAISSANCE
SCULPTURE WORKS受賞作品
COSMOS（ 宇 宙 ）
【制作年】平成12年(2000年)
【所蔵者】宇部市
【素材】ブロンズ
【サイズ】280cm×115cm×115cm
【作品への想い】
男女が互いに支え合う姿を描き、天を仰いでいる男性は未来を、正面を見つめている女性は知性と困難を打ち砕く強い意志を表した。男女だけでなく、生きているものすべてを表す意味で“宇宙“と名付けた。
A DREAMER ON THE PLATEAU ドリーマー オン ザ プラトー
【制作年】平成5年(1993年)
第15回現代日本彫刻展「山口県立美術館賞」
【設置場所】山口産業株式会社
【素材】ポリエステル樹脂、ステンレススティール、
コンクリート
【サイズ】205cm × 257cm × 95cm
【重量】300kg
【作品解説UBE BIENNALE】
人と大地との絶え間ない対話、意識の根にあるつながり、あるいは、自らの体内に存在するいっさいの器官を無化したような人間の総体、そのような心理的な理想を想像させる人間像である。ついつい、ジャコモ・マンズーの「枢機卿」という作品を連想してしまうが、多分、作者は圧し伸ばされたような“高原状の身体”の輪郭の中に、永遠なる光と影のコントラストを極限的に表現してみたかったのだろう。この作品は、宇部市の街中、地元企業・山口産業の社屋の表玄関に設置されていて、ここを訪れる人々は、ついついエリを正して入るような緊張感に包まれてしまう。題名にある「PLATEAU（高原）」とは、そのような心理的現象を指しているのだろう。
緑の風に誘われて（瞑想）（PENSEE）
【制作年】平成17年（2005年）
桜の森彫刻コンクール「大賞」
【設置場所】秋田県井川町 日本国花苑
【素材】ブロンズ
【サイズ】129cm×150cm×72cm
【作品への想い】
大いなる大地に無数の生命が芽吹き始める頃、春の薫りに誘われて、深い想いに魂を委ねながら、現在を想い、明日を想う人間の姿を象徴した作品である。
自然と関わるとき、人間としての感性がどれほどの深さと、拡がりを発揮できるか。そうしたことを自問しながら自然の命の尊さについて思いを寄せた作品でもある。
春は桜を、桜は春を
【制作年】平成16年 (2004年)
第4回桜の森彫刻コンクール「準賞」
【設置場所】秋田県井川町 日本国花苑
【素材】ブロンズ
【作品への想い】
自然のもつ形の不思議さに、造形のヒントを得、一枚の葉のイメージから出発したもの。春、すべての生命が芽吹き、やがて花をつけ、実をつける。この時期に、魂の自由と大自然の不思議さを同時に感じる。春は、魂を揺さぶる自然の風。改めて言うまでもなく、自然の営みは人生そのものであり、すべての手本。そうした意図を持たせたこの作品と是非、対話をして欲しい。
AURORA（GREEN RENAISSANCE 2000)
【制作年】平成12年 (2000年)
財団法人西京教育文化振興財団
【設置場所】周南市ぴーえっちどおり
【素材】ブロンズ
【作品への想い】
自然の中で生命の喜びを謳ったもの。卵形のフォルム（生命の基本的な形態の一つとして解釈）の中に、生命の存在そのものが、自然との絶妙なバランスの上で、緊張感をもって存在しているという、危うい現実の姿と、その中にあって一瞬の煌きのようなものを絶えず放ち続ける。そんな世界を彫刻として表したい。
AURORA（GREEN RENAISSANCE）
【制作年】平成3年 (1991年) 横浜彫刻展
YOKOHAMA BIENNALE '91 ヨコハマビエンナーレ '91
【素材】ポリエステル樹脂 ・ コンクリート
【設置場所】仲町台駅
【作品への想い】
自然との共存という、自らのテーマのもとで生まれたこの作品が、豊かな精神を備えた街づくりに、どれだけの意味をもつことができるか。自然の魂、その魂の叫びが、この作品通して、現代都市の隅々に響きわたれば、やがては、この鳥も、緑の中に飛び立つかもしれない。
夢 童
【制作年】平成2年 (1990年)
第１回 五木の子守彫刻コンクール 大賞
【設置場所】熊本県球磨郡五木村子守唄公園
【素材】ブロンズ
「夢人（大地）」DREAMER （MOTHER EARTH）
【制作年】平成7年 (1995年)
第16回現代日本彫刻展「山口県立美術館賞」
【素材】ポリエステル樹脂、ステンレス、コンクリート
【サイズ】300cm × 132cm × 57cm
【重量】300kg
緑の風 （VENT DI VERDEMEDITAZIONE）
【制作年】平成7年（1995年 ）
第２回木内克「大賞 東海村芸術振興賞」
【設置場所】舟石川コミュニティセンター
【素材】ブロンズ
